「それとこの話、リアンにはしちゃダメよ。
彼この話が大嫌いだから・・・。」


リリーは唇にそっと人差し指をあてると現世を映し出した。


僕は相変わらず病院のベッドに横たわっている。


佳菜・・・。


疲れ果てたのか僕の手を握って眠りについている。


「そうだ!またリアンと契約して生き返して貰えばいいんだ!」


「そうだな。お前頭いいじゃねーか。」


僕が言ったのと同時にリアンがまた姿を現した。