「ぷ・・・ぷはははははは!」


信じられないという表情の俺を見てゲラゲラ笑う黒川。


「わりーわりー。
俺さ、こんなことしか楽しみなくてよー。」


まだ笑いを抑え切れないと様子の黒川。


「言ってる意味がわからないんだけど・・・。


「まぁ、これ見てみろよ。」


彼はそう言うとテレビをつけるかの様に佳菜を映し出した。


「佳菜!」


そこに映っているのは紛れも無く佳菜だった。


それに信二、黒川先生も映っている。


「なんで?ここにいるのに?」


「あー、あれ?あれは黒川晃だ。」


「ここにいるのは?」


「おれ?
俺はリアンだ!
よろしくな。」


ますます言ってる意味がわからない。


「まぁ、いろいろ混乱してるだろうけど今の状況を一言で説明すると・・・。」


リアンは真面目な顔になって言った。


「お前はあと3日で死ぬ。」