―――ガチャンッ――― 玄関の扉が閉まった音がした。 その音で我にかえった。 そして抵抗をしてみたけどもびくともしない…。 「ちょ、ちょっと。 ど~したの翔…?」 あたしが顔を上げた。 上げた瞬間、 目があった…。 綺麗だった。 少し茶色がかった目がキラッとしていて…。 だけど次の瞬間、ふいっと顔をそらされた。 「えッッ?」 予想外の反応にあたしが声を漏らした。