「もっと…、もっと…高校生活送りたかったよ…!」 石倉くんごめんね。 そんなこと言われてもって感じだよね。 わかってるけど。 私にはあなたしかいないよ。 「俺だって死んでほしくなかった…」 ごめん。ごめんね。 そんな顔させてごめんね。 「…ラストだ」 花火はいつの間にか最後の一本になっていた。