「美優! 大丈夫か?!」

「美優…」

目の前には、心配してるみんなの顔。

いつの間にか、ベットに寝かされていた。


「…大丈夫か?」

雷斗が、私の頭を優しく撫でる。

でも、落ち着かない。


どうしてか…分からないけど。


「…美優」

瀧汰が、小刻みに震えてる私をゆっくりと抱きよせた

甘い香りが胸を静めてくれる。


細いけど、しっかりと筋肉がついてる腕を握った。


「怖い夢でも…見たの?」

守が私を見て、心配そうに言った

私は黙って、首を横に振った