「私は1歳から風邪に引いた事が無いのっ!!」
「俺は生まれてきたときから、1度もけがをした事が無いっ!!!」

私達は変な言い合いを続けてる。

「マジでかんべん…」
男は耳を塞いで私達を見てる


あっ!!!
そうだっ!!!

「私頭いいかもっ!!!」
「「はあ?何処が?」」

ふ、2人してハモらなくても…。
私は2人を睨んでから、言った。
「悠と一緒に寝ればいいんだよっ!!!」
「「はあ?馬鹿かっ!」」

な、何ですとっ!!!
2人ハモりながら馬鹿!?

私、天才じゃん?

「私は頭いいんだから!!感謝してよ」
「「はあ?」」
「んで?ベット何処!?」
2人は呆れたような顔をして、1つの部屋を指差した

私は部屋の扉を開けた

「充分に寝れるじゃんっ!!」
私が笑うと悠は目を見開いて、男は頭を抱えて座り込んだ

「ど、どうしたの?頭痛いの?」
あたしは男に近寄って、額に手を当てた
男は私を見て、眉を下げて笑った

超プリティっ!!!

目がクリクリしてて、大きな目。
そして、茶色い髪が無造作に跳ねてる。
身長は、私より5センチ大きい位。

「…美優って変な奴」
「よく言われる」
私も眉を下げて笑った
「…俺、山本 守。よろしく」
    ヤマモト マモル