洸と仲直り?したその日、
結局私は零ちゃんの家に泊まっていることにしてもらった。


朝目覚めるとまだ隣で洸が寝てる。

昨日、洸に言われた言葉。

『愛してる』



思い出すだけで顔がにやけてしまう。


「私もだよ…」


洸に目線を落としながらそっと呟く。



そうしてベッドから出ようとすると…



「…どこ行くの?」

寝ぼけた洸が私の腕を掴んでいる。



「顔洗いに行くんだよ。
今日も学校だから準備しなきゃね?」


そう言って立ち上がろうとすると…



「キャッ…」



強く腕を引っ張られて
すぐに私はベッドの中に戻っていた。