Long love

「…ごめんね、零ちゃん。
零ちゃんに言っても
仕方ないよね。
私が耐えれば洸ちゃんのこと
好きでいられるもん!

…私頑張る!
話聞いてくれてありがと!」

そう言って走って家まで帰った。


最近、洸ちゃんと一緒に帰ってない。
いやがらせを洸ちゃんに気づかれたくないから。


「洸ちゃん、変に思ってないかな…」

けど今の私には
そんなことを考える余裕は残ってなかった。