愛情狂現






何しろ春は僕から逃げられないんだから。





鎖も、枷も、何も要らない。





だって僕等は繋がれているから。





僕は春のために生きて、春は僕のために生きる。





そして春は感情の灯らない汚濁のような瞳で僕を見るんだ。





その瞳の中に僕の姿はない。





春が見ているのは、





“自分を守ってくれる存在”だけ。