にっこりと笑った彼は、まるでピエロのようで気味が悪い。 道化と詐欺師の笑顔ほど信用できないモノはない。 「春ちゃんを救えるのはオレだけだよ。秋は所詮ガキだ」 「そんなことない!秋がいなかったら私は死んでるもん!」 「本当に?」 彼の切れ長の瞳がスッと鋭い光を帯びる。 「春ちゃんから大切なモノを奪ったのは、」 やめて、 わかってるから、 「他でもない、」 やだ、 あ