「やめてッ、秋……ッいやぁあああ!!」 何かに取りつかれたように暴れる私を秋は愛おしそうに眺め、もう一度唇を重ねた。 舌が入ってきて息ができなくなる。 それさえ私は首を絞められているように錯覚し、暴走を助長する。 「ヤダッ、いやぁああぁぁあぁあぁ」 痛い痛い。 いやだ、やめて。 ママ、パパ、やめて。 ぶたないで、けらないで、おこらないで。 脳に蘇るのは、忌まわしい過去の記憶。