脳内にフラッシュバックする複数の映像。 醜い肉片に変わってしまった親友。 あの人、涼くんの顔。 秋の笑い声。 血。 「う……あぁぁああぁぁぁああぁあぁぁっぁぁあぁぁああぁぁッ」 その瞬間、私はついに崩壊した。 自我を失った獣のように叫ぶ。 もう何もわからない。 私が誰なのかも、ココがどこなのかも、彼が誰なのかもわからない。 殺して。 私を殺して。 もう、誰かが死ぬのは見たくない。