「生憎、少女に身内はいない。被害届も出ていないからこれでいい」 「ですが、警部……」 「よーし、早く片付けて帰るぞ」 もし、少女の言うコトが本当なら…… この子はきっと、幸せに死んだんだろう。 なにしろ愛する人と一緒にいられるのだから。 少女のポケットから発見された手紙を眺める。