「オレが、守るよ。オレが守るから……もう泣かないで」 彼の囁きに、体がビクンと跳ねる。 今……なんて……? 「春ちゃんを苦しめるニセモノは消えたんだ。これからはオレが春ちゃんのそばにいる。 ずっと春ちゃんを守る。だから、安心して」 『春のことは僕が守るから、安心して』 脳裏によみがえる彼の言葉。 違う、違う違う違う。 長谷川君じゃない。 私を守ってくれるのは彼じゃなきゃダメなんだ。