放心状態でベッドに座る私を前にしても、長谷川君はいつも通りの穏やかな笑みを浮かべている。 「春ちゃん、もう辛い思いはしなくていいんだよ。 ここに君を傷付ける人はいないんだから……」 私の頭を撫でる彼の手はとても大きく、秋の手とは全く違う。 秋の手はもっと……細くて、でも大きくて、繊細で…… 何もかもが違う。 秋に会いたい……会いたいよ……