「一度部屋に戻ろう。長谷川君っていう男の子が来てくれてるんだ」 「長谷川君……」 その名前を口にした瞬間、疑問の糸が繋がった。 「先生!長谷川君が秋のこと知らないって言うの!」 「そうかい、それはおかしいね。 おじさんは秋君を知らないんだが、どんな子なんだい?」 「秋は私の双子のお兄ちゃんなの。 私が父さんに殴られてる時も守ってくれて、それで……」 それで、何だっけ。