臆病な私の逃走劇に、これ以上秋を巻き込んだらいけないんだ。 今まで散々迷惑かけてきたんだから。 大丈夫、私は一人でも生きていける。 だから秋だけは真っすぐ歩いて。 秋を壊してしまった罪を贖うために、 世界を狂わせてしまった罰を受けるために、 たくさんの命を食いつぶしてしまった私は―――