「取りあえず家に帰ろう」 「そうだね……死体はどうする? あの廃倉庫は取り壊される予定だから、そのうち見つかっちゃうよ」 「……それじゃあ、あそこに隠しに行こう」 「あそこに……?」 「うん」 秋は大きく頷き、倉庫に戻っていった。 ふと空を見上げる。 冬の空は澄み渡り、その中では綺麗な星が輝きを放っている。 まるで私たちの悪行を見ているかのように。