彼氏はおとーと




きっともう千秋は家に着いてる



「はぁ・・・・」


「何、ため息ついて」


「家・・嫌だ」


「・・・・・・じゃあうち来るか?」


「賢斗の家?」


「あぁ」




行きたかった




少しでも千秋と2人きりでいる時間を短くしたいから






でも




賢斗の家には・・・・・





そんなあたしの胸の内を読んだのか、



賢斗は大丈夫、と優しく微笑んだ







*