騎士契約


部屋を出たあたしは
ファイに掴まり
この様である



「……これは?」


あたしは何故か
彼に連れられ剣を
握らせられている



「お前も自分の身を
守れるように特訓
してやんだよ」


ファイは朝日に
照らされる朱髪を
かきあげる



不覚にも見とれてしまった