騎士契約


「お加減は以下がですか?」

心配そうにあたしを
見つめる彼は
優しく頭を撫でてくれる


素直に心地好い
と思った



「大丈夫……久しぶりに
体を動かしたから…
でも…」



本当は…


そう言いかけて
口を閉じる