騎士契約


光が消えると同時に
見慣れない景色が
顔を出した



「………ここは……?」



美しく光る青い神殿
あたしはその前に
立っている




『覚えがあるはずだ
なにせ此処は
界源の姫が治める神殿
なのだからな』




先代の姫である彼女は
気品と気高さ、美貌を
兼ね備えている