騎士契約


閉ざされた光
見出だせない希望
行き場の無い虚無感
存在理由



「全てに失望し
何も信じる事を
恐れた瞳…」



あたしもそうだ
でも…



「……あなたを救った
ものは何ですか?…」



今まで一言も言葉を
発する事がなかった
コクエンはぼそりと呟いた



「人という存在…
私はある人に救われた

だから私はあなたを
救う光になりたい」




ステラは優しく微笑んだ




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