「あたしはもう
何処へも行かないわ
ずっとあなたの傍で
生き続けるの」
ステラの言葉に
ルーンは安心したように
微笑んだ
「……もう…あなたが
何と言おうと…
離してなんてあげません」
そう言ってルーンは
ステラに口づけた
優しい口づけではなく
激しい口づけで
「…ん……ルー」
名前を呼びかけた
ステラの唇を
ルーンは甘く啄む
「…愛しています」
ルーンはそう呟き
また口づけた
「……あたしも……
愛してるっ…」
ステラは息を切らし
ルーンに伝えた
あの時は……
愛する事も
愛される事も許され無いと
思っていたのに…
今あたしは…
こんなに幸せで
いいのかしら……?
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