確かに…

皆と離れるのも
人としての一生を
捨ててしまうのも
本当に辛いし嫌だけど…



女神となる事で
皆が幸せになれるなら…



あたしは迷わず
この運命を選ぶ





《……お前の意志…
しかと受け止めた……》



声が遠くなると同時に
ステラの体が光りだす




「ステラ様!?」


ルーンは目を見開き
ステラを見つめる




「……みんな……
みんな…大好きよ

ルーン…愛してる…
だからこそ…

あなたの幸せを
祈っているわ」



ステラは最後に
笑顔を見せて
消えていった






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