騎士契約

「…僕頭悪いから
姫の言ってる事
全然わかんないよ
姫…どうなっちゃうの?」



ウィンディの言葉に
ステラは俯いた



「……………少し…
ほんの少しみんなとは
違う世界へ行くの

私はそこで
皆を見守りながら
生きつづけるから…」


ステラはウィンディに
ペンダントを見せる



「あたしとウィンディ、
ファイ、オークや
ウォン、コクエン、ダイ
、ルーンと過ごした毎日は
あたしの中に
ずっと残り続ける


みんながあたしを
あたしがみんなを
忘れない限り思い出は
生き続けるわ」



ステラは騎士の
顔を見渡した


数ヶ月の付き合い
なのにもうこんなに
大切になってる



あたしの大事な
宝達………


どんな財宝より
輝いてるわ




．