「貴方達がこれから
幸せな一生を送る為なら
あたしは何でも捧げられる
みんなあたしに居場所
をくれてありがとう
父様?母様?
私を産んでくれてありがとう
ルーン…あたしを
愛してるなんて
言ってくれてありがとう」
ステラは窓から
入ってくる朝日を見つめる
朝が来たんだ…
「何故そんな事を突然
あなたはいったい……」
そう言ってオークは
ステラに触れる
「…っ!?」
オークは目を見開き
ステラを見つめる
「……本気ですか?」
オークは声を震わせる
そうか……
オークは心を
読む事が出来る
「………オーク…
オークに隠し事は
出来ないわね」
ステラは笑って
オークを見つめた
.


