「……………」
ステラは耳を塞いで
首を振る
「ステラ様!!
帰りましょう?」
ルーンは手を差し出すが
ステラは首を振った
「……あなたも……
あなたもあたしを
化け物だって思ってる
くせに……」
ステラは俯き呟いた
「何言ってるんですか!!
私も、みんなも、
あなたを化け物なんて
思っていません!!」
ルーンは必死に叫び
影を受け止める
「…違うわ!!
あたしは……
人じゃ無いもの!!
誰かを想う事も
許され無いのよ…」
愛したり
愛されたり
人が普通に出来る事でも
界源の姫である
あたしには許されない
「ステラ様は愛されています
お父様、お母様や騎士達に…
そして……」
ルーンは深呼吸をして
ステラを見つめる
「一人の女性として
私はステラ様を
愛しています」
ルーンの言葉に
ステラは目を見開く
「あなたを誰にも
渡したくないんです
あなたを誰にも
触れさせたく無いんです」
ルーンは必死に
手を伸ばす
ステラも涙を流し
手を伸ばした
「させぬ!!!」
血影はステラを抱え
窓の外に出る
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