騎士契約


「当たり前だな」


そう言った朱髪の
青年が赤い光を前に呟いた

「前へ」


預言者が彼を壇上へ誘う



「名は?」


あたしの言葉に
にやりと不敵に笑い



「ファイ・フリート」


そう言って膝を着いた