騎士契約



「………………」

血影は黙り込み
ステラを見つめた


静かに瞳を閉じている
何故逃げない
どうして我と向き合う?



我は………
この女を殺せない





バタンッ


ステラの部屋に
騎士達が駆け付けた




「………みんな…」



ステラは目を開けて
皆を見つめる





「貴様……ステラ様に
何をした!!!!」



ルーンは血影に
切り掛かるが
影の盾が血影を守る




「…くだらんな………」



血影はルーンを睨む




「…お前はこの姫の
なんだ?」



血影の言葉にルーンは固まる




「騎士か…?
それ以外に感情は
無いのか?」



その言葉にルーンは
目を見開く