「…………はぁ…」


ステラは溜息をついて
窓際に頬杖をついた



借りている部屋の窓から
星空を眺める




「…血影………」



何処にいるの?
突然現れたり
現れなかったり




「我が恋しいか?」



突然目の前に
影が落ちる



ステラは驚いて
顔を上げると



「血影!!!どうしっ!?」


叫びかけたステラの
口を片手で塞ぐ




「んーっ!!んー!!」


ステラは血影の
手を掴む



冷たい手……