騎士契約



「…………あ、ありがとう」


ステラは頬を赤く染める




「…でもね……
あたしが運命を
呪わなかったのは嘘よ

あたしは運命を呪ったわ
どうしてあたしが
界源の姫なんだろうって」


ステラはダイの手を
握り返す




「姫…………」



ダイは心配そうに
姫を見つめる




「…あたしが運命を
呪わなくなったのは
みんなと出会ったから

あたしが界源の姫だったから
皆に会えた…
今では感謝してるの」



本当に感謝してる



この使命のせいで
失ったものは沢山
あったけど



得た物も沢山あった




「ありがとう…ダイ」



ステラはそう言って笑った



ダイは何かを
言いかけようとしたが
ステラは走り出してしまう


「ルーンよ!!」


走り出したステラの
背中を見つめる





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