「私も手伝うわ
何をしたらいい?」


ステラはオークに尋ねる



「姫、疲れてはいませんか?
あなたは私達より
力の消費が大きいのですから」



オークは心配そうに
ステラを見つめる




「大丈夫よ
たくさん寝たから」



ステラはそう言って
微笑んだ




「………わかりました
姫、ファイと一緒に
魚を取りに行って下さい」


オークはステラに
バケツを渡す



「わかったわ!!」



森で遊んだりはしたけど
魚釣りは初めてだわ




「ほらいくぞ」


ファイはステラの
バケツを持ち歩き出す




ステラは嬉しそうに
ファイの後を着いていった