騎士契約



「…うっうえぇぇんっ…」

男の子はダイに抱き着き
泣きじゃくる



ウィンディは二人に攻められ
傷付いたように俯き
また顔を上げる



そこにはいつもの
笑顔はなかった




「………ウィンディ?」


ステラは思わず
声をかけた



彼が彼じゃないようで
不安になったから…





「………僕はあなた達より
大人だと思うけどね?

僕がわざと子供みたいに
振る舞ってたの
気付かなかったでしょ」


ウィンディは冷たい
笑顔を浮かべる



「…こんなにあなた達が
馬鹿だとは思わなかったよ」



そう言ってウィンディは
部屋を出て行った




あなた達……
あたし達を名前ですら
呼ばなかった



ウィンディは本気で
怒ってるんだ