「…しっかし…
良く食うなお前!!」
ファイは男の子の
頭を撫でながら笑う
「…これくらい元気なら
…大丈夫……」
ウォンも男の子に
優しい瞳を向ける
「まだ名前を聞いて
ませんでしたね」
オークの言葉に
男の子は食べるのを止めて
「シアっていうの!!」
男の子は口の周りに
食べ物をつけて叫ぶ
「おやおや…
口の周りにたくさん付けて
そう言ってオークは
シアの口の汚れを拭いてやる
」
「………………」
唯一、ウィンディだけが
何も話さず男の子を
見据えていた
「……ウィンディ?」
ステラは心配に
なって声をかけるが
「あ…あぁ…
ごめん…考え事してたんだ」
ウィンディは作り
笑いを浮かべた
ウィンディ…
何かあったの?
これは本当の笑顔じゃない
わかるの…
だってあたしは
ウィンディの本当の
笑顔を知ってるから…
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