騎士契約


ルーンは光を纏い
湖の中へ入っていく


「ルーン………」


ウォンは怒りを
表したようにルーンを
見据えた



「…すまない……
俺は…愚かだった

彼女を敵から守れても
心を守る事が出来ない
そう思っていた…

でも……
傍にいる事でステラ様の
痛みを少しでも和らげる
事が出来るなら…」



ルーンは剣を
空へ掲げる



「傍にいると………
決めたんだ…」


掲げた剣に光が集まる



「ルーン……」

ウォンは頷いて笑った


「俺も……そう思う」

ウォンは剣を敵に向けた
水が剣に巻き付く