騎士契約



「………姫
無礼をお許し下さい」


ウォンは剣を構えて前を
見据えたまま言った



「だ…大丈夫よ…
ありがとう」


ステラは体を両手で
隠しながら返事をした


「君が界源の騎士?
一人だけ?

あぁ!そっかぁ…
ステラ様捨てられた
んだよねぇ〜

化け物ってさ
あははははっ!」


さぞ愉快そうに
少年は笑った