「ここで休みましょう姫」

ウォンは木の影に
ステラを座らせた


「ありがとうウォン…
日差しが強いわね…」


ステラは照り付ける
太陽に手を翳した


「西のサライス国が
近い証拠です…

こちらは暑い地方ですから」


そう言ってウォンは
布をステラに渡した