騎士契約


「化け物ですか…」

そう言ってオークは
立ち上がる


「なら私達も一緒
でしょう…」


彼女には重い荷
だったでしょうに…
いつも笑顔だった


なんて強くて弱い
愛しい姫なんでしょう


オークは扉へ向かって
歩き出した


「お姫様を向かえに
いきます…
皆さんは?」


オークが振り返って
皆を見渡す