ウォンとステラは 西のサライス王国に 向かう途中の町の宿に 泊まっていた 「ウォンが運んでくれた のね…ありがとう」 ステラは隣を歩く ウォンに頭を下げる 「俺の勤めですから」 そう言ってウォンは 優しく笑う 「ウォンは前より 話してくれるように なったわね」 ステラは嬉しそうに笑う .