騎士契約


「姫どうした!?」


ファイが顔を覗き込むが
ステラは必死に頭を抑える

「………頭が…痛いの?」


ウォンはステラの横に
心配そうに屈む


「…来る…まがまがしい
何かが……」


コクエンは前へ出て
剣を構えた



「よくわかったな」



仲間以外の声に
ステラは顔を上げる



「懐かしい…
界源の姫に七人の騎士共…
またも私を楽しませて
くれようとはなぁ」