一生許してもらえないかもしれないけど
それでもあたしは、弥生ちゃんに話すよ。
弥生ちゃんが許してくれないなら、
ずっと誰とも仲良くせず
彼氏も作らないで
地味に暮らすよ。
「そっか…衣里は偉いね」
靖花に数回頭をポンポンされる。
偉くなんかないよ。
今まで逃げてたもん。
必死でばれないように
わざわざ遠い高校選んだんだもん。
でも今は、逃げてなんかられない。
弥生ちゃんに全てを話さなきゃ。
「んーてか、暗い話してごめん!さ、打ち上げ楽しもう!!」
「うん!」
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