ピュリファイ:お金がない!

店には、たくさんのお客さんが来てくれた。

お年寄りの家には、配達もした。

飢え死にしそうになっていた、おじいさんやおばあさんも、たくさんいた。




あたしたちは、とても、感謝された。

ユリさんのアイディアは、当たった。




そして、エージかあたしかユリさんが、毎日、売上をリサイクルショップや質屋にもって行って、貴金属に交換した。

つまるところ、あたしたちは、お金をぜんぜん信用してなくて、国のことも信用してなかった。

派手に稼ぐと、税務署ににらまれるから、あたしたちは、地味に小さく商売を続けた。