ピュリファイ:お金がない!

こんなところまで、エージとユリさんを引っ張り出したのに、家に行けない、なんてことになったら、申し訳なさすぎる・・・。

「えええええっと、歩いて、どのくらい?」

エージが、困った顔で、あたしに聞いた。

「歩いたこと、ない・・・。

 でも、バスで、15分くらい。

 バスって、ぐるぐる遠回りするから、近道して歩けば、1時間くらいかも・・・。」

 
「うわー・・・。

 ま、しかたない、か。

 このままじゃ、あたしたち、路上生活者になっちゃうかも、だもんね。」

 ゆりさんは、明るく、言った。

「トモちゃんが悪いんじゃないんだから、気にすることないよ。

 ダイエットにちょうどいいよ、エージも、コンビニでアブラものばっか食べてたんじゃない?ちょうどいいって。」

 そこまで言われると、かえって、悪いような・・・。