ピュリファイ:お金がない!

いまさら、なんで、お母さん、なんだろう。

ていうよりも、あたしは、ふと、思った。





お母さんは、あたしに会いたくても会えなくなってるんじゃないか・・・



あたしをおいて出て行ったんじゃなくて、真実は全然別のところにある、きっと・・・





大切なことを、国民に黙ってて、自分だけ助かろうとしてた偉い人たちなんか、信じられない。

お父さんも、その一人だ。

もし、もっと早く、きちんと教えてくれてたら、エージのお父さんは亡くならなかった。

他にも、同じような人たちが、いるに違いない。

だから、お父さんのことが、信じられなくなっていた。




そして、逆に、お母さんのことが、突然、信じられるような気が、してきた。