『』〜ふぐside〜
あぁぁーーー
いくら睡魔に襲われる午後一の授業とはいえ
苦手な数学の授業だからとはいえ
大声で寝言を叫んでしまうなんて−−‥‥不覚。
休み時間
ニヤニヤと全身で笑いを圧し殺しながらこちらへくるクラスメイト。
加瀬修吾
「ふぐ、面白すぎ」
「うるさい加瀬!今は放って置いて」
あたしは机に顔を伏せる。
ふぐはあたしのあだ名。
中学の頃上履きの福原の文字が滲んでふぐはらになっていた事から呼ばれるようになった。
寄るな!オーラを全身から発するが、加瀬はお構いなしに前の空席に座る。
「なーあ!どんな夢見てたんだよー、教えろ」
加瀬があたしの頭を小突いてくる。
あたしは無視。
だって今顔あげたら、絶対顔真っ赤だもん!
「な?な?何?宝の地図って」
言えるかッ!小学生でも見ないようなあんな幼稚な夢!
「加瀬、あまり苛めないのーー。ヘコませといてあげな」
隣の席から助け船の声が。
親友の花田志麻だ。
「うっそ!!お前でもヘコむんだ!底抜けかと思ってた!!」
加瀬は大袈裟に驚く振りをする。
「う゛う、うええ〜ん!!志ぃ〜麻〜!あたしもう二度と授業中寝ないぃぃーー!」
あたしは抱きつき志麻の肩を涙で濡らした。
「うん、そーしな。あんた普通に熟睡するから」
あぁぁーーー
いくら睡魔に襲われる午後一の授業とはいえ
苦手な数学の授業だからとはいえ
大声で寝言を叫んでしまうなんて−−‥‥不覚。
休み時間
ニヤニヤと全身で笑いを圧し殺しながらこちらへくるクラスメイト。
加瀬修吾
「ふぐ、面白すぎ」
「うるさい加瀬!今は放って置いて」
あたしは机に顔を伏せる。
ふぐはあたしのあだ名。
中学の頃上履きの福原の文字が滲んでふぐはらになっていた事から呼ばれるようになった。
寄るな!オーラを全身から発するが、加瀬はお構いなしに前の空席に座る。
「なーあ!どんな夢見てたんだよー、教えろ」
加瀬があたしの頭を小突いてくる。
あたしは無視。
だって今顔あげたら、絶対顔真っ赤だもん!
「な?な?何?宝の地図って」
言えるかッ!小学生でも見ないようなあんな幼稚な夢!
「加瀬、あまり苛めないのーー。ヘコませといてあげな」
隣の席から助け船の声が。
親友の花田志麻だ。
「うっそ!!お前でもヘコむんだ!底抜けかと思ってた!!」
加瀬は大袈裟に驚く振りをする。
「う゛う、うええ〜ん!!志ぃ〜麻〜!あたしもう二度と授業中寝ないぃぃーー!」
あたしは抱きつき志麻の肩を涙で濡らした。
「うん、そーしな。あんた普通に熟睡するから」
