エドワードに手を引かれ
階段を下っていると、


たくさんの視線が
私を捕らえていた。









たくさんの人が
優雅に踊っている。



私とエドワードも
混じって踊る。



陸での踊りも海での踊りも
たいして変わった

所はない。







一通り踊り終わると
エドワードはツカツカと、


階段を半分まで
駆け上がる。





『みんなに大事な知らせがある。』



鳴っていた音楽も止まった。





『ユーリ…』


エドワードに呼ばれ、
私も隣に立つ。





『今日よりこの娘を

俺の妻とする!!』







歓声と拍手―



私にとって、
エドワードとの結婚は


最高の幸せ…




私は無意識の内に泣いていた
らしく、

エドワードが慰めてくれた。





『………絶対幸せにするから…』


耳元で呟かれ

上を向かされる。




そこに待っていたのは









とっても甘い






キスだった…