「アナタが助けてくれたの…?」


『うん。』




彼は優しく微笑んで頷いた。




「お名前は……?」



『エドワードだよ。

君はユーリでしょ?』




わかってたんだ…




なんだか嬉しくて笑った。



私は起き上がって

エドワードの顔を見た。





「うん。

本当にありがとう。」



とびっきりの笑顔で言った
つもりだったのに


エドワードは顔を真っ赤にして
俯いてしまった。