「俺に、近寄るなっ!」

ジタバタと、腕の中で暴れる
華奢な体を強く抱きしめれば、痛みに眉を寄せる可愛い君。



そんな怖い顔しても、逆効果だって分かってる?





「は…なせっ!もうこれ以上、俺を…苦しめないでくれ……」


目元に涙を溜めながら、必死に逃げ出そうとする。




「逃げちゃ駄目でしょ?そんな事する子には、お仕置きが必死…だね」



細い腰を引き寄せ、耳たぶに噛み付く。