好きじゃない!!


ドサッ


背中には柔らかい感触。


目に映っているのは天井と…あたしの彼氏、靖の顔。


ってオイ!!


近すぎじゃないか!?


あたしと靖の顔の距離、推定…3㎝くらい。


いくら馬鹿なあたしだってこのアブナイ状況を理解できる。




「久美…」


低くて甘い、掠れた声で名前を呼ばれて…あたしは抵抗のての字も出てこなかった。


もちろん、この狼に美味しくいただかれたのは言うまでもないだろう。





      〜オマケ・Fin〜